「鈴木秀美ベートーヴェンを弾くⅡ」@パルテノン多摩感想~ベートーヴェンは偉大だが、大は小を兼ねるわけではない(2016.10.15)
「鈴木秀美 ベートーヴェンを弾くⅡ」に来ました。あああー!リース!!!!会いに来たよ!!!!←? pic.twitter.com/aE0ZUJqnpG
— かげむし (@kage_mushi) 2016年10月15日
……こうツイートしたときは「会いに来たよ」ってのはむろん冗談でしたが。
「ヤバい…なんか本当に会っちゃったよ……!」って気になったし、も、も、もう、ますます好きになっちゃいました。あわわ。
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「マシュー・ボーンの眠れる森の美女」@東急シアターオーブ感想~古典美からセカイ系ボーイ・ミーツ・ガールへ(2016.9.25)
Bunkamuraル・シネマでボーン版「眠れる森の美女」を観たのは去る4月のこと。
マシュー・ボーンの眠れる森の美女(映像)、観た!すーごーいー!本当に本当によかった! 正直、ゲイ描写でおなじみの白鳥の湖より私ははるかにこっちの方が好きだ!19世紀末から21世紀まで、100余年のダンス史を超えて紡がれる、ボーイ・ミーツ・ガールの物語。
— かげむし (@kage_mushi) 2016年4月5日
この作品が表現しているもの、目指しているもの、舌をのぞかせて愉しげにたくらんでいるものが、自分のど真ん中にすとーんと落ちてきた感覚があり、それはなんでだろうという疑問をずっと巡らせつつ、生で観られる日を楽しみにしていました。
で、たまたま、その前夜にこれを観てしまったもので。
もしかして自分、セカイ系の文脈のなかでボーン版「眠れる森の美女」を観ていた…!?
ということにハッと気づかされたのでした。
(こんなキャッチを見てしまいますとなんか余計にこう…)
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wikipedia日本語項目「フェルディナント・リース」を大幅加筆
wikipedia日本語項目「フェルディナント・リース」を大幅加筆しました。(執筆者名:Kage mushi)
リースは独語wikipediaがきちんとしてる&リース協会が英独で情報を提供していますし、語学堪能な方はそちらをお読み頂いたほうがいいと思うんですが、でもやっぱ取っ掛かりは日本語じゃないッスか…!ググッて最初は日本語wiki見るでしょ?というわけで。もっと早くやるべきだった。
— かげ虫 (@kage_mushi) 2016年5月4日
上記ツイートにも書きましたが、リースはマイナー作曲家の割に「研究者公式見解プロフ」的なものが割としっかりしてまして、
・Ferdinand Ries Society (英独)
・Ferdinand Ries – Wikipedia(独)
いずれもちゃんとした手短な情報が載っているのですね。だから語学堪能な方はこちらをご覧いただければよろしいかと思うのですが、やっぱりね。ベートーヴェンとの関係性のあたりでちょっと萌え色を添えたいかな&せっかく2015年のリース聖地巡礼ツアーで撮った写真を載せちまいたい!というところもありまして、翻訳ではなく、1からテキストを起こしてみました。「生涯」の部分は、現在、日本語で読める、フェルディナント・リースの人生のもっともマトモな概略になりえているのではないかな~と思います。圧倒的に至らないのが「作品」の部分ですね。勉強しながら書き足していけたらうれしいです…
と、思いつつも。
wikipediaって「独自研究は載せない」という有名なガイドラインがありまして、
Wikipedia:独自研究は載せない - Wikipedia
いわゆる先行研究じたいが存在しないマイナー作品の場合、どうしたってこのガイドラインに抵触してしまう気がするのですよね。うーんどうすればいいんだろう。というのが少々悩みどころ。